インスタントラーメンが身体に悪い理由を語る!
こんにちわ。
あんしょくまつりです。
私はインスタントラーメンが大好きだった。
だったというか、今でもたまに食べているけど、感じ方が変わってきた。
昔は本当に大好きって感じだったけど、日本に”食の安全はない”と思ってから、調味料類は新しいものに切り替わる段階でなるべく無農薬のものに替えている。
そんなこともあってか、インスタントラーメンとか加工食品を食べると”味の素の味がするな”と感じるようになった。
これは、自分の下が自然の食品に合う口になっていることかなと思っている。
話はそれたけど、人間は自然と共に共存してきたからそもそも”不自然なものに対する耐性がない”というのが、食を勉強して得た今のところの結論。
インスタントラーメンというのは、科学の結晶で作られた食べ物
だから身体に悪いのだ
それでは、長くなるけどインスタントラーメンが何故身体に悪いかを解説していくよ。
インスタントラーメンが身体に悪いのはなぜ?
あんしょくまつりは、健康オタク・日時計が油、塩、添加物、農業に漁業などあらゆる食の情報を網羅して安心して食べられる食品を追求していく、”食の安全”をテーマにしたサイト。
この記事では、身体に悪い理由、脳の60%は脂質、インスタとラーメンには多量のパーム油、肥満がもたらす健康障害について書いてるよ。
身体に悪い理由
- パーム油で作られている
- 太る原因
- 盛り沢山の添加物
この三つが大きな原因。
一つ一つ解説していく。
パーム油で作られている
パーム油は、アブラヤシの果肉から抽出する油。
植物油脂と書いてあるもののたいはんはこのパーム油が使われている。
植物油とは言っても、成分は牛脂に似ている。
飽和脂肪酸が多く必須脂肪酸は10%程度
ビタミンEやβカロテンが多量に含まれている
このためとても栄養価が高い
これはメリットともなるが、このメリットは食べ過ぎると肥満や高脂血症になりやすいというデメリットにもなる
日本人はパーム油を大量に摂取している!
パーム油は2010年の統計で見ると輸入用の85%、48万300万トンは食用に当てられている。
これを日本の人口で割ると、日本人は一人当たり年間で3.83kgものパーム油を摂取している。
せんべい、クッキー、ビスケット、ポテトチップス、アイス、インスタントラーメン、ケーキ、チョコレート、フライなどなど
工場の大型タンクで一日中加熱されると、サラダ油のように”ヒドロキシノネナール”ができてしまう。
アメリカミネソタ大学教授のサーリ・ツァラニー氏によると、
ヒドロキシノネナールは毒性が高い物質で
これによって心疾患、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー
肝臓疾患、ガンなどが引き起こされる可能性がある
ことを指摘している。
パーム油の危険性
パーム油は主にマレーシアやインドネシアなどのパーム農園で栽培されることが多い。
パーム農園では、危険な除草剤が使われているかの誠也、先進国では使用禁止となっている農薬の残留、精製不備による油の劣化などでトランス脂肪酸の混入が考えられる。
トランス脂肪酸について詳しく知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので、読んでみてほしい。
また、こんな話もある。
ネズミの飼料に菜種油、ラード、パーム油をそれぞれ6%混ぜると、パーム油混入飼料のネズミの生存率が低く、本来24か月生きるところ15カ月で死んだという論文があるという。
太る理由
トランス脂肪酸は、サラダ油を水素添加して反固形や固形化したもの。
こういった自然界には存在しないトランス脂肪酸は体内でなかなか代謝されない。
猿の実験
51匹の猿を使って総カロリーの35%が脂肪という食餌で飼育した実験。
半分は総カロリーの8%をトランス脂肪酸、他の猿はオリーブオイルなどの不飽和脂肪酸を与えたところ、六年後にはオリーブオイルグループは体重が1.8%の増加なのに対し、トランス脂肪酸グループは7.2%の増加。
CTで調べてみると、腹部の脂肪は30%も多くなっていたという。
盛り沢山の添加物
白い粉だけで豚骨スープができる
ずらりと並んだ”白い粉”の小瓶の数々
数十個の小ビンの粉を次々とスプーンですくっては調合よく混ぜ合わせてそれにポットのお湯を注げばスープの完成
参照:食品の裏側(安部 司著)
一滴のとんこつスープも混ぜていません
こういうことを公演でやっていた安倍氏が参加者に差し出し、飲んでみると…
あっ本当にとんこつスープです
美味しい!
という言葉がこぼれる。
カップラーメンはこんな感じで、本当のエキスなんか一滴も使わなくても美味しいスープが作れてしまう。
カップラーメンに使われている添加物
チキンエキス、ポークエキス、たん白加水分解物、糖類、香味調味料、メンマパウダー、加工でん粉、調味料(アミノ酸など)、炭酸Ca、カラメル色素、増粘多糖類、カロチノイド色素、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、香料、酸味料などなど
こんな感じで、実際にコンビニとかスーパーで売ってるカップラーメン、袋めんを手に取って原材料を見るとホントに膨大に添加物が使われている。
たん白加水分解物
たん白加水分解物を創るには、酵素を使う方法と塩酸を使う方法があって、問題は塩酸分解。
塩酸は使い方によっては劇薬で、これを使うことによって”塩素化合物”ができてしまう恐れがある。
この塩素化合物は発がん性が疑われている物質。
子豚の奇形
福岡県の養豚農家で死産が続いたことがあった。
やっと生まれてきた子豚は奇形だったり虚弱ですぐに死んでしまったり…
農場主は実は豚の妊娠期間である114日前から、コンビニの廃棄弁当を与えていた。
弁当は消費期限の二時間前に廃棄するから腐ってる訳ではない。
その農場主は250頭の子豚を亡くし、元の穀物に戻したところお産は元に戻ったという。
添加物は本当に安全なのか…?
と疑問を持たざるを得ない事例。
脳の60%は脂質
成人の脳は1300g、この60%が脂質でできている。
脳と全身は神経細胞を通じて、微弱な電気信号で情報を伝達している。
この電気信号を伝達するのに使われているのも油。
脳にとっても
身体にとっても油はとても重要
だから、油は新鮮なうちに良質なものを摂取しなければいけない。
インスタントラーメンは身体に悪い!
多量のパーム油
有名なカップラーメンの原材料を並べてみた。
どれも"植物油脂"の記載が。
ポテトチップスが大好きで前まではホントによく食べてたけど、今はたまに食べるくらいになった。
ポテトチップス断ちをしていたけど、どうしても食べたくなったから、何個か手に取ってみると原材料の中にパーム油、米油と記載されているものもあった。
ただ単に、植物油脂って書くんじゃなくてこんな感じでちゃんと使用してる油の種類を記載する方が、消費者の信頼を得られるよ。
原材料は多い順になってるから
先に記載されてる方が多く使われてるってことだよ
肥満がもたらす健康障害
参照:肥満がもたらす11種の健康障害
- 耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)
- 脂質異常症
- 高血圧
- 高尿酸血症、痛風
- 冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)
- 脳梗塞、脳血栓症、一過性脳虚血発作(TIA)
- 脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患、NAFLD)
- 月経異常、不妊
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
- 運動器疾患:変形性関節症(膝、股関節)、変形性脊椎症、手指の変形性関節症
- 肥満関連腎臓病
慢性的な肥満はあらゆる健康障害を呼び込んでくる。
まとめ
- インスタントラーメンには悪い油が使われている
- 添加物盛り沢山
- 脳の60%は脂質
危険を煽るだけではいけない。
でも、ちゃんと自分はどういうものを摂っているのかって言うことを考えないと、避けられる危険も避けられない。
食べることは楽しくてストレス発散にもなるから、ちゃんと正しい知識をつけて健康的な体を手に入れよう。
身体は食べ物によって作られている。
コメント